正則性公理と基礎の公理

  • 正則性公理:任意の空でない集合 に対し, が存在して, の任意の元は に属さない.
  • 基礎の公理:集合の列 で, をみたすものは存在しない.
  • 正則性公理がなりたたないとする.このとき,空でない集合 が存在して,任意の に対し,
    よって選択公理を仮定すると, の元の列 が存在して,
  • 基礎の公理がなりたたないとする.このとき,集合の列 が存在して,
    とおくと,無限公理と置換公理より,これは集合であって,