ゲージ場の量子化

1)ゲージ不変な作用にゲージ固定項を加えて運動量変数を導入すると、振幅は正準変数の経路積分で書ける。振幅がゲージ固定に依存しないことは何から従うか。

2)この経路積分は運動量変数についてガウス積分ガウス積分を実行すると行列式因子が出る。

3)行列式因子をゴースト・反ゴーストの奇ガウス積分で書き、ゲージ固定因子をNL場のガウス積分で書くと、BRST閉な作用が得られる。

4)そのうちゲージ固定に依存する項はBRST完全。BRST完全な項は振幅に寄与しない。

5)振幅の計算は有効作用の計算に集約される。

6)BRST対称性より、有効作用はZJ方程式をみたす。

7)くりこみ可能な理論の場合、ZJ方程式より発散項の相殺が言える。