斎藤憲『ユークリッド『原論』とは何か―二千年読みつがれた数学の古典』岩波書店 (2008)

ユークリッド『原論』とは何か―二千年読みつがれた数学の古典 (岩波科学ライブラリー)

  • 『原論』第V章は比例論.プロクロスの註によるとエウドクソスの仕事をまとめたものらしい.
  • A:B = C:D とは,任意の自然数 m, n に対し,mA < nB と mC < nD が同値であること.
  • エウドクソスは Dedekind の切断のアイデアに達していたということになる.