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物理の本

清水 清孝『シュレーディンガー方程式の解き方教えます』共立出版 塚田 捷『仕事関数』共立出版 JJ サクライ『現代の量子力学(上・下)』吉岡書店 ハーケン『固体の場の量子論(上・下)』吉岡書店 堀内 昶『核子が作る有限量子多体系』岩波書店 野本 憲一…

磯暁『現代物理学の基礎としての場の量子論』共立出版 (2015)

放送大学文京学習センターでスガモトさんを囲んでゼミが始まった.

一松信『創作数学演義』現代数学社 (2017)

証明 すなわち を言えばよい. よって,n − 1 個の と1個の の相乗平均が1より小さいことを言えばよい. 相加平均は, \left( \frac{n+1}n\right)^{n+1}. "> 証明 すなわち を言えばよい. よって,n 個の と1個の の相乗平均が1より小さいことを言えばよい.…

桂・栗原・堤・深谷『背理法』数学書房 (2012)

事例研究2で3年生に読んでもらうことになった.

多田 順一郎『わかりやすい放射線物理学』オーム社 (2008)

物理学概論は放射線を中心に組み立てるべき.

菊池 健 『原子物理学―微視的物理学入門 増補版』共立出版 (1979)

古い本だが今でも現役. 高校レベルの次の段階の物理学概論.

藤井 貞和『日本文法体系』ちくま新書 (2016)

詩集『ハウスドルフ空間』の著者.

桃崎 有一郎『平安京はいらなかった』吉川弘文館 (2016)

「古代の夢を喰らう中世」という副題は大隅良典氏のオートファジーから. 最初の藤原京が周にならって造られたというのはおもしろい.

Douglas C. Ravenel, Nilpotence and Periodicity in Stable Homotopy Theory, Pronceton, 1993

asin:9780691087924 Galois-Morava 哲学と Bott-Hopkins の梯子. 空間→スペクトラム→ Bousfield 局所化,という概念の展開.

A. ギニエ『物質の構造・下』共立出版 (1983)

液体と3次元の球の充填. 中間秩序はひも状の分子に由来する.

A. ギニエ『物質の構造・上』共立出版 (1983)

結晶の単位胞の中の原子配置を原子モチーフとよんでいて,フランス語の科学用語としての motif の語感がわかるような気がする. 細かいところになるほどと思わせるコメントがある. 物質系を秩序相と無秩序相に分ける.要はX線回折で『見える』かどうかで区…

山田勝美『原子核はなぜ壊れるか―放射性崩壊の鍵』丸善 (1987/7)

なぜかチェルノブイリ事故 (1986/4) への言及がない.

永江・永宮『原子核物理学』裳華房 (2000)

原子核だけでなく,現代物理の自然観の本でもある。

J.-P. セール『楕円曲線とl進アーベル表現』ピアソン (1999)

短い本 書かせたらセールの右に出る人はいないと改めて感じる.(ミルナーについても同じこと言いそうだが.) 訳者はトポロジーの鈴木治郎先生ではない.

寺阪英孝『幾何とその構造』日本評論社 (1992)

円に関する反転は,その円を大円とする球面に平面を立体射影して考える.

ユージン・スレッジ『 ペリリュー・沖縄戦記』講談社学術文庫 (2008)

沖縄戦は日本史上最大の出来事だろう.

高橋 巖『シュタイナー哲学入門――もう一つの近代思想史』岩波現代文庫 (2015)

西山 享『射影幾何学の考え方』共立出版 (2013)

第1章は準備.行列式,外積など. 第2章.射影変換や射影空間ではなく,『射影』を出発点とするところが秀逸. Desargues の定理と Monge の定理の立体的証明. 円錐曲線が早くも登場する. 無限遠点とその使い方.Pappus の定理. 第3章.射影平面,二次曲…

田近 英一『大気の進化46億年 O2とCO2 −酸素と二酸化炭素の不思議な関係− 』技術評論社 (2011)

ベクトル解析学

外積.電磁気の初歩.教科書は,寺田文行・福田隆『演習と応用 ベクトル解析』サイエンス社 (2000)

エチエンヌ・トロクメ『キリスト教の揺籃期―その誕生と成立』新教出版社 (1998)

パウロ,ペテロ,イエスの兄弟ヤコブ,ヨハネたちの死以後の信徒たちを高く評価している.

Pavel Grinfeld, Introduction to Tensor Analysis and the Calculus of Moving Surfaces, Springer, 2013

八木 浩輔『原子核と放射』朝倉書店 (1980)

isbn:B000J84V44 基本的な物理系への量子力学の適用が理論側からではなく現象側からまとめられているのはむしろ自然なアプローチである. こういう本が案外ない.再版してほしい.

モリソン=ボイド『有機化学第6版 上中下』東京化学同人 (1994)

初版は1959年.いろいろな基本概念の確立当時の熱気が残っている本. アメリカ文明にとっての石油の重要性が背後にあることを感じる. Pauliの排他原理の理解がおかしい.反発力の一種と思っているようだ.MOの形の話を排他原理で説明しようとしていたりもす…

Jack W. Meiland, College Thinking: How to Get the Best Out of College (1981)

赤尾和男『線形代数と群』共立出版 (1998)

ロドニー・スターク『キリスト教とローマ帝国』新教出版社 (2014)

朝日新聞の書評で知った.他に書評はないかと検索したらマコさんの文章が出てきた.

斎藤憲『ユークリッド『原論』とは何か―二千年読みつがれた数学の古典』岩波書店 (2008)

『原論』第V章は比例論.プロクロスの註によるとエウドクソスの仕事をまとめたものらしい. A:B = C:D とは,任意の自然数 m, n に対し,mA エウドクソスは Dedekind の切断のアイデアに達していたということになる.

伊藤健一『分布定数回路のはなし 』日刊工業新聞社 (2003)

伊藤健一『インピーダンスのはなし 』日刊工業新聞社 (1999)