2011-09-17から1日間の記事一覧

選択公理とラグランジアン

空でない集合の族の元を一つとることは,族の和集合に整列順序が入れば各集合の最小元をとることによって実行できる.ゲージ固定されたラグランジアンを与え最小作用の原理によって経路を決めるのに似ている.

ファインマン図

頂点には時空の点が,辺には保存量すなわち時空の余接ベクトルが対応している.

高内壮介「湯川秀樹論」工作舎 (1974)

ASIN:B000J9GA5Q 松岡正剛が手がけた本.九品仏の木鶏堂で買ったもの. 素粒子の「数」という概念と,時間・空間的な「点」という概念とが何等かの意味で相補的になっているのじゃないか. (湯川秀樹「時間と因果について」1942) 幾何学的ラングランズみた…

富士研究集会最終日

ニシノウさん「トロピカル幾何とその周辺」.講演の導入部で,T というパラメータを係数に含む代数曲線から,T → ∞ としてトロピカル曲線を出していた.一方,トロピカル幾何はむしろ温度を 0 にする極限だという見立てがあると聞いたこともある.アレンの法…