Newton 力学から Lagrange 力学へ

  • 粒子の位置を直交座標系であらわしたものを とする.
    を受ける質量 の粒子は Newton の運動方程式

    にしたがう.
  • これを一般の座標系 であらわすことを考える.

    より,

    よって
  • 空間内の有向曲線 上を移動するとき粒子が受ける仕事

    は座標系の取り方によらない.
  • 微分形式 で書くと,
  • 運動方程式

    となる.左辺を書き直すと,


  • 一般の座標系による運動方程式は,

    となる.
  • ポテンシャル によって

    と書ける場合,仕事は有向曲線の端点のみに依存する.
    とおくと,運動方程式