富士研究集会第1日
タチカワさんの講演「4次元ゲージ理論と2次元共形場理論」.
- d 次元の理論 Z とは,d 次元リーマン多様体とその上の図形(部分多様体やベクトル束など)に対し複素数を対応させるもの.
- IIB 型超弦理論は 10 次元の理論 ZIIB をあたえる.
- SU (2) の有限部分群 Γ (ADE 型 Dynkin 図に対応)に対し,6 次元の理論 ZΓ = ZIIB (C2/Γ × −) が得られる.
- 点つきリーマン面 Σ に対し,4 次元の理論 ZΓ (Σ × −) が得られる.Γ に対するリー群やべき零軌道が理論にあらわれる.
- 点つきリーマン面の方には点でのはりあわせというモノイダル構造がある.4 次元の理論たちにもこれに対応するモノイダル構造が入っている.
Kervaire 不変量が非自明な 126 次元枠つき多様体の存在の証明に応用できないだろうか?