2014-04-29から1日間の記事一覧

平均値の定理

で連続, で微分可能な関数 に対し, が存在して, 証明 とおくと, よって Rolle の定理より結論が従う.□ の場合, さらに の場合,

sin の n 倍角の公式と無限積展開

ゆえに, のとき, よって, また のとき, とすると,

二次体と円分体

より, とすると, ゆえに,

sin の n 倍角の積表示

の場合, とおく. これは, の 次以下の多項式で書ける. の 次以下の多項式全体のなすベクトル空間を とする. は 個のベクトル で生成される. より, 上の内積 に関し, 個のベクトル はたがいに直交し,ノルムは0でない.よってこれらは の基底である.…