事例研究1

相対論のパラドックス

  • 慣性系 の空間の原点にいる観測者をそれぞれ A, B, C とし,A に対し,B, C の速度は であるとする.
  • A, B が出会う事象 P とし,その後で B, C が出会う事象を Q とし,その後 A, C が出会う事象を R とする.
  • B と出会ったときに A, C は時計を合わせる.すなわち とする.
  • しかし,A, C が出会ったとき,

これは

ということ.ミンコフスキー空間上の時間的ベクトルに対する三角不等式である.