鈴木健「なめらかな社会とその敵」勁草書房 (2013)

なめらかな社会とその敵

  • グーグルがページランクを決めるのに用いているような数学を使えば,貨幣や投票を進化させたシステムが作れるという話のようだ.
  • 標準基底に対応するのが個人,固有ベクトルは個人を仕切る膜を取り払ってできたもの.
  • ドゥルーズの分人 (dividual) は他のベクトル空間をテンソル積してベクトル空間を大きくする感じか.
  • 経済や政治が線型代数によって支配される近未来世界を妄想した.行列を小学校の社会科で習うことになりそう.