初等解析学II

平面上の1,2次微分形式.

  • 開集合 上の 関数全体のなすベクトル空間を とする.
  • が定義される.
  • 座標 に対し,

    を1次微分形式(1-form)という.
  • 上の 1-form 全体のなすベクトル空間を と書く.
  • が定義される.
  • に対し,

    により,線形写像 を定義する.
  • のとき  記号は整合的.
  • は座標によらない.
  • は座標によらない.
  • の積を

    によって定義する.これを外積という.
  • これを2つの1次微分形式の積に拡張したい.

  • 全体のなすベクトル空間を と書く.
  • が定義される.
  • 外積 に拡張される.
  • 外積は座標によらない.
  • は座標によらない.