CLTT読書会

Categorical Logic and Type Theory, Volume 141 (Studies in Logic and the Foundations of Mathematics)

1.6 Fibrations of signatures

  • 集合 の生成する自由モノイドを と書く.
  • 集合 と集合族 の組 signature という.
  • の元を とよび, の元を,引き数型 ,返り値型 関数記号 とよぶ.
  • signature の間の射が自然に定義でき,圏 が定義される.
  • は fibered category である.

2.2 Functorial semantics

  • signature と有限積をもつ小圏 に対し,
    写像
    写像
    の組を, における モデル という.
  • 有限積をもつ小圏 に対し,

    で定義される signature を と書く.
    これは,有限積をもつ小圏の圏 から への関手をあたえる.
  • の定義:(1) 型の指定された変数は項.(2) 項を型にしたがって関数記号に代入したものは項.
  • signature に対し,変数の型指定の列(文脈)を対象とし,項の列を射とする,有限積をもつ小圏 が定義される.
    これは から への関手をあたえる.
  • は随伴対であり,

    の元はモデルに1対1対応する.