有界閉区間上の連続関数

定理 有界区間上の連続関数は最大値および最小値をもつ.

上の連続関数 に対し, の関係 を,

で定義すると,次が成り立つ.


または

に対し,

と書くことにすると,

となるように順に がとれる.

したがって区間縮小法より,

このとき, で最大値をとる.
なぜなら, とすると, の連続性より, が存在して
これは に矛盾.

最小値についても同様.//