2010-05-07 数学セミナー5月号 mag グロタンディーク,ゲルファント,佐藤幹夫についての話はいつでも新鮮で,目を開かれ,力を与えられる. 数学にはとんでもないことがあるわけじゃない.いわゆる「天の下に新しきものなし」っていうやつで,よい問題ならば,いつだって,徹底的に分かってしまえば,当たり前のことになってしまう.そうじゃないとどんどん複雑になるわけで,どっちかということは,少しやってみれば見当違いかどうかわかるんだ.自分で感じをつかむために,やさしい例について当たってるわけだよ.(佐藤幹夫)