談話会はササヒラくん

彼の不変量は,Donaldson 不変量を精密化したものだが,正スカラー曲率空間で消えていないという点で Seiberg-Witten 不変量の精密化とは一線を画している.最近は Heegaard-Floer の方面が華やかだが,それは Donaldson = Seiberg-Witten というドグマの影響下にあるわけで,その先の世界があるのだということを忘れてはいけない,と教えられたように思う.