談話会はダテさん

Faulhaber 多項式について.
f_k(n)=1^k+2^k+\cdots +n^k とおくと,k が奇数のとき f_k(x) が,偶数のときは \frac{f_k(x)}{2x+1}x(x+1)多項式になる.証明には次の補題を用いる.

多項式 f(x) に対し,
(1) f(-x-1)=f(x) ならば,f(x)x(x+1)多項式
(2) f(-x-1)=-f(x) ならば,\frac{f(x)}{2x+1}x(x+1)多項式

F_m(\frac{1}{2}x(x+1))=f_{2m-1}(x) となる多項式 F_m を Faulhaber 多項式という.
Faulhaber 多項式は KdV 方程式の保存量の公式に現れるということだ.
TeXKnuth 先生の解説もある.
http://jp.arxiv.org/abs/math.CA/9207222