Ravenel, Nilpotence and Periodicity in Stable Homotopy Theory, Ann. of Math. Study 128, Princeton UP (1993)

ASIN:069108792X
1980年代に安定ホモトピー論は飛躍的に進んだようだ．1970 年代に Morava 先生が出したアイデアが出発点となっている．
Morava 先生のことは，1985 年にトポロジー新人セミナーに行ったとき京都のヤマグチさんたちから「論文は書かないけど偉い人だ」と聞かされた．この本が出たばかりのころ城崎に来られ，Riemann 面のモジュライについての講演をされた．質問をしたら，
Looijenga, Intersection theory on Deligne-Mumford compactifications (after Witten and Kontsevich). Séminaire Bourbaki, Vol. 1992/93. Astérisque No. 216 (1993), Exp. No. 768, 4, 187--212
のコピーをくださった．