2009-08-29から1日間の記事一覧

シュレーディンガー「生命とは何か」岩波文庫 (2008)

今日の知識に照らしてみれば,遺伝の仕掛けは,量子論の基礎そのものと密接に結びついている,というよりはむしろ,その上に打ち立てられているといえます.

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」講談社現代新書 (2007)

細胞生物学とは,一言でいえば「トポロジー」の科学である.トポロジーとは,一言でいえば「ものごとを立体的に考えるセンス」ということである.その意味で,細胞生物学者は建築家に似ている.