さよならぼくたちのようちえん

「それでも,生きてゆく」の坂元裕二脚本.満島ひかりが吉木万里(よし決まり)という冗談のような役名で出ている.満島ひかり芦田愛菜をはじめとする子役たちそれぞれとの絡みがとてもいい.
とうもころしを茹でて食べるシーンがあったり(「それでも,生きてゆく」では生で食べたり焼いたり),こどもが河原で洋凧をあげるシーンがあったり(「それでも,生きてゆく」では池で和凧),こどもが行方不明になる事件があって遺体で見つかったり(「それでも,生きてゆく」では無事),満島ひかりカラオケボックスに行ったり(「モテキ」へのリスペクト?),女の子の足の障碍を母親が隠そうとする話があったり.病気の子が好きなゴッホの絵は「星月夜 糸杉と村」だが,「フランダースの犬」のルーベンスを思わせるエピソード.